マー君です。僕は今貧乏です。お金がありません。
でもラッパーのAK69のようにいつか成り上がってやろうと思います。
フェラーリ、ランボルギーニ、ベントレー。
都心の高級マンションが別荘。そんな生活にあこがれています。
でも現実は厳しいです。今日も夕食はコンビニ弁当。
あ、ちなみに今３３歳で彼女もいません。よろしくお願いします。

ところで・・・・

大学を卒業して新卒で働き始めた時の話です。
私は、他の同級生よりも就職活動をするのが遅れたために、東京にある小さな製造部品会社に就職することになりました。そこの会社は、社員数8名程度の小さな家族経営の中小零細企業です。

面接に行った時に、社長さんの人柄とやりがいのある仕事だったことから、入社することを決めました。しかし、入社してから驚くようなことばかりで、世間で言うブラック企業だとわかりました。

初めに驚いたことは、通勤定期代が支払われなかったことです。私の自宅から会社がある所在地までは、毎月2万円程度の定期代がかかりますが、辞めるまで1円たりとも支払われることがありませんでした。

当時は、実家暮らしだったため会社近くに引っ越すことも検討をしましたが、あまりにもバカバカしかったため我慢して通うことにしました。

今思えばおかしな話ですが他の従業員についても定期代を支払っていなかったので、当時はこれが当たり前のことだと思っていました。中小零細企業なのだから、しょうがないんだと思ってしまいました。

続いて驚いたことは、毎日必ず始業の90分前に出勤をして掃除をすることが決められていたことです。この掃除は、10分程度で終わるので問題はありませんが、その後すぐに仕事に取り掛かるので完全に早出残業のサービス出勤です。毎日クタクタになっていました。

もちろん残業もしっかりとあるので、1日の労働時間は13時間程度にもなります。通勤定期代も出さない会社ですから残業代などもらえるわけがないです。

社長からの指示ではありませんが、なぜ始業の90分も前に出勤をして働かなくてはならないのか、今考えても吐き気がします。

大学の同級生と会う機会が何度もあったので友人の話を聞くと、早くても30分前出勤だったので聞いた時には頭が狂いそうでした。

新卒時に就職をした会社は、1年もしないで退職することになりましたが、もっと早く辞めておけばよかったと思っています。

辞める直前に聞いた話ですが、私が入社する以前にも何人もの人が辞めていたとのことです。
とても辛くて一生忘れることができない思い出になっています。